節分と言えば、何といっても「恵方巻き」が人気ですよ。毎年、節分前に恵方巻きはスーパーやコンビニで特別コーナーを作って販売しています。2025年に恵方巻きを食べる方角は「西南西やや西」です。恵方を向いて食べると良いと言われますが、そもそも「恵方」ってなんでしょう?また、最後に、プラスαの開運法もお知らせします。
2025年の恵方巻きの方角は?
2025年度(令和7年)の恵方の方角をお伝えすると、次の方角になります。
2025年(令和7年)の恵方は、「西南西やや西」
では、そもそも恵方の意味は何なのか?また恵方の方角の決め方、そして調べ方について引き続き紹介していきますね。
恵方の意味とは?
そもそも「恵方」とは何か?ですが、恵方はその年のいい方角と言うことです。
恵方は毎年異なり、その年の「年神様」がいる方角とされています。年神様とは、歳徳神(としとくじん)や大年神(おおとしがみ)、お正月様などとも呼ばれ、毎年いる場所が変わる神様と考えられています。
古くは、お正月の歳神さまが来臨する方向の意味でしたが、現在の「恵方」は、陰陽道で言う福の神「歳徳神(としとくじん)」がおられる方角を指します。
「恵方」は明の方(あきのかた)とも言われ、その方角に向かってことを行えば、「万事に吉」とされます。
歳徳神(としとくじん)とは
歳徳神(としとくじん、とんどさん)は、陰陽道で、その年の福徳を司る神様です。
歳徳神(としとくじん)の由来については諸説ありますが、とても美しい姫神で、何事にも神秘的な作用をおよぼすと言われています。
歳徳神のおらえる方位を選んでことを行えば、「すべて吉」と言われています。また「恵方」は、たたり神の巡って来ないもっともよい方向とされています。
恵方巻きの方角の決め方
恵方巻を食べるときには、「恵方」を向いて食べますよね。
前述したように「恵方」というのは、歳徳神のおられる方位ですが、この方位(恵方)は、その年の「十干(じっかん)」によって決まっているんです。
十干(じっかん)とは
「十干」は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類。陰陽五行説で言う「木・火・土・金・水」の五行と、「陰・陽」の「兄(え)・弟(と)」を対応させたものです。
「木」→ 甲(きのえ)/乙(きのと)
「火」→ 丙(ひのえ)/丁(ひのと)
「土」→ 戊(つちのえ)/己(つちのと)
「金」→ 庚(かのえ)/辛(かのと)
「水」→ 壬(みずのえ)/癸(みずのと)
十干と恵方
「恵方」は、その年の「十干」によって、次の表のように決まります。
西暦下一桁/十干 |
方角 |
恵方 |
|
4 |
甲(きのえ)の年 |
甲の方角 (寅と卯の間) |
東北東やや東 |
9 |
己(つちのと)の年 |
||
0 |
庚(かのえ)の年 |
庚の方角 (申と酉の間) |
西南西やや西 |
5 |
乙(きのと)の年 |
||
1 |
辛(かのと)の年 |
丙の方角 (巳と午の間) |
南南東やや南 |
3 |
癸(みずのと)の年 |
||
6 |
丙(ひのえ)の年 |
||
8 |
戊(つちのえ)の年 |
||
2 |
壬(みずのえ)の年 |
壬の方角 (亥と子の間) |
北北西やや北 |
7 |
丁(ひのと)の年 |
十干は10年で一回りすることになりますので、その年の西暦の下一桁の数字と、「十干」とは一致します。
先の表から、2025年度(令和7年)を確認してみると、西暦2025年の最後の下一桁は「5」。そこから十干は「乙(きのと)」というのがわかりますね。
従って、2025年(令和7年)の恵方は、「西南西やや西」となるわけです。このように、西暦の年度の下一桁から、その年の恵方がわかるんですね。
参考までに、2025年から4年分について、「恵方」をご紹介しておきます。
年度 |
十干 |
【恵方】 |
節分の日 |
2025年 |
乙(きのと) |
西南西やや西(右) |
2月2日 |
2026年 |
丙(ひのえ) |
南南東やや南(右) |
2月3日 |
2027年 |
丁(ひのと) |
北北西やや北(右) |
2月3日 |
2028年 |
戊(つちのえ) |
南南東やや南(右) |
2月3日 |
今年の恵方の方角の調べ方は「恵方」のキーワードで検索すると直ぐに出てきますよ。
恵方巻きと方位・方角について
気学で、「方位・方角」と言うのは、物事を決める際にとても大きな要素です。悪い方角に行かなければならないときには、方違え(かたたがえ)と言って、いったん別の方角に出かけるなどということも行われていましたが、恵方巻きを買うとか、食べるにかんしては、気休め程度と考えるのが妥当でしょう。
方位や方角についての吉凶の効力は、移動距離と時間に比例するそうですので、1日程度のことですので、凶方位を必要以上に気にするのはどうかと思います。「恵方」のような「いいこと」については素直にそれに従うのがいい気がします。
2025年2月2日は超ラッキーな日かも?
気学で鑑定すると2025年2月2日は三碧木星の年であり、三碧木星の月であり、三碧木星の日なのです。三碧木星がトリプルで中宮ですから、ある特定の人には超ラッキーな日になるのです。
一白水星の人は南の方位で午後11時16分から24時間が最高の方位となります。その方向で恵方巻きを買い求め、恵方に向かってガブリと食べると、超いい事があるかもしれませんよ。北北西でも良さそうですね。九紫火星の人は北の方角です、東南や北北西でもいいでしょう。二黒土星の人は北と南西、三碧木星の人は西南西、四緑木星の人も西南西、五黄土星の人は東南と北、六白金星の人は東南と北、七赤金星の人は東北、八白土星の人は東南の方位になります。
2月3日は立春なのですが、節変わりは午後11時16分なのです。だからその前は節分だと考えてもいいと思うのですが、一応2月2日が節分となってますので、悩ましいところです。
まとめ
2025年2月2日の節分には西南西やや西に向かって恵方巻きをガブリと食べて吉運をゲットしましょう。三碧木星がトリプルで中宮ですので、吉方位も取れれば万々歳ですね。吉方位が取れれば、1週間くらいで小さなラッキーがあるかもしれませんよ。
大きなラッキーが欲しい人は1週間くらいの吉方位旅行に出かけるのがいいですよ。金運はズバリ西なのですが…。